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「こーんにーちはー」

「榎並くん?どうしたの?」


会長の教室に行くと、確か風紀の副委員長が俺を出迎えてくれた。
風紀の副委員長はね、なんかすっごい綺麗で大和撫子っぽいの。綺麗なんだよねー


「あ、・・・楠木くんだー」

「・・・榎並くん、僕の名前忘れてたでしょ?」

「あはっ、忘れてないよー。あのねかいちょーに用があるんだけど呼んでくれるー?」


俺がそう言うと、副委員長はニッコリと優しく微笑み、中に入って会長を呼びにいってくれた。


「如月、お客さんだよ」


なぜか、俺が来ていることは伏せられているらしい。


 


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