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「は、ぁ・・・狼のばかぁ、」


結局、狼とヤッてしまった。
俺は情事後の疲労感からベッドにうつ伏せで力なく寝転んでいた。


「伊織、風呂入るか?」


すると、まるで自分の部屋かのように俺の部屋の風呂を使っていた狼が出てきてそう聞いてきた。


「ん、・・・入るー」


俺はそう言い、ノロノロと起き上がり風呂に向かった。


「くっそう・・・絶対明日起きられないー、」


狼によってナカに出されたものを掻き出し、俺はゆっくりと湯船に浸かりながらそう呟いた。


「やば・・・ねっむい、」


湯船の暖かさで眠気が襲ってきた俺は、フラフラしながらお風呂からあがり、脱衣場に置いてあったジャージに着替えて寝室に戻った。


「・・・ンの、糞野郎!」


寝室に戻ると、狼が我が物顔で俺のベッドで気持ち良さそうに爆睡していたのだ。


「・・・なーんで、俺より先に寝てんのこいつ」


何かいろいろと癪に触り、俺は一発狼の頭を叩いてから、狼の隣に潜り込んで眠りについた。



 


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