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あれからご飯を食べ終えた俺たちは、俺の部屋にいた。



「で、さっきの話どういうことだよ?」


狼は親衛隊の中で自分の話が出たことが気にくわないらしくイライラした様子でそう聞いていた。


「荒木たちが伊織と一緒にいるのをよく思ってない子たちもいてるんだよ」

「は?なんだよそれ」

「いきなりだったから仕方ないんじゃないー?アイはちゃんとフォローしてくれたんでしょ?」


なんでこう狼は喧嘩腰で話すかなぁ?そんなんじゃ、アイ様がお怒りになるじゃんかぁ!


そんなことを思いながらも、俺は笑顔でアイにそう聞いた。


「・・・伊織の用心棒をしてくれてるんだって言ったらどうにか納得してくれたよ」

「ふふ、やっぱりぃ。ありがとう、アイ」

「ふんっ、馬鹿」


俺がヘラリと笑ってお礼を言うと、アイはなぜかそれが気に食わなかったらしく頬をつねられた。


 


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