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「伊織は、自分ではプライドが高いと思ってるみたいだけど・・・ただ、自分を愛してくれる離れない確かなものが欲しいだけなんだよね」
伊織の家は普通の一般家庭で、僕の家と近いことから自然と仲良くなった。
他人の僕から見た伊織の家はすごく幸せそうで、なにも問題ないんだと僕は思ってたんだ。
「・・・僕は伊織の幸せを潰そうとする奴を全力で潰す」
「それは僕も同感〜!いおのこと好きだもんっ!」
「俺も、よくわからんが協力する」
「僕も協力するよ」
僕がそう呟くと、何故か頼や荒木、皇が後に続くようにそう言った。
ホント、この馬鹿はどこでこんな厄介な奴等を捕まえてくるんだろうね。ライバル増やすのやめてほしいんだけどな
僕はそんなことを思いながらも寝ている伊織の頭を撫でた。
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