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「お腹空いたぁ。今日は何食おうかなぁー」
「榎並様、ちゃんとお肉も召し上がってくださいよ」
「そうだよっ。いおはただでさえ細いんだからお肉つけなきゃ!」
あの日から数日が経ち、俺たちはいつものように食堂に来ていた。
仕事はしたいけどちゃんと食べなきゃアイと頼に怒られるからね。
そして、前と違うことといえば・・・
「おい、伊織。俺の隣座れよ」
「あ、伊織ちゃーん。今日も綺麗だね」
最近、一緒に行動しているメンバーが二人増えたことだろう。
あの日のあとから何故か狼は俺にベッタリで、なにかと俺に構ってくる。
ていうか、あのあとアイに言われたんだけど、狼ってこの学校の不良たちのトップに君臨する男らしい。
俺にはただの変態強姦魔にしか見えないんだけど、
「狼の隣はうるさいからやだぁー」
「あ?んなの、どこ座っても一緒だろうがよ」
「ううっ、・・・」
確かにそうだけどー。どこに座っても誰かに小言言われることには変わりないんだけどー・・・狼は無理矢理に食べさせようとするから嫌なんだよ
「俺、蓮のとなりー」
俺はそう言い、最近狼の友達で仲良くなった皇 蓮(すめらぎ れん)の隣に座った。蓮はこの中で比較的に優しいから好きだ。
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