14

[side.荒木 狼]




「・・・ヤりすぎたか」


俺は腕の中でぐっすり眠っているさっき会ったばかりの奴を見ながらそう呟いた。


「・・・昼寝の邪魔されてムシャクシャしてただけなんだけどな」


俺はただアイツ等を追い出そうと思っただけであって、決してこいつをヤろうと思ってはいなかった。
ただ、こいつがあまりにも俺の好みだったのが悪いだけで・・・


「・・・とりあえず、部屋につれてくか」


俺はそこらへんに落ちているこいつの服を拾い集めて、そいつを抱いて寮の部屋に向かった。



 


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