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襖を開けると中には強面のお兄さんたちがたくさんいて、その部屋の一番奥の方に蓮もちゃっかり座っていた。
「っ、な、なにぃ...」
「伊織でもビビることあんだな」
「そりゃあ、強面のオニイサンに一斉に見られたら怖いよお」
思わず狼の後ろに隠れてしまった俺を狼は面白いものを見るかの用に笑っていた。
「あっち行くぞ」
「へ?ちょ、置いてかないでよぉ!」
狼はそういうとすたすたと部屋の奥へ歩いて行ったため、俺も慌てて後を追うようにして部屋の奥へ向かった。
その間もオニイサンたちの視線が痛いんだよぉ。「こいつ誰だ」的な視線で俺のこと見てるんだもん...
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