「...ねぇ、これなんか変じゃなぁい？」


二人に渡された服を着たのはいいんだけど...なんか変。
更衣室から顔だけを覗かせると、頼が遠慮なく中に入ってきた。


「全然変じゃないよぉっ！ほらぁ、これ履いて出てきてねっ！これも被って！」


頼は俺の姿を確認すれば大きく頷き、俺に何かを押し付けて出ていった。


「...もー、頼の馬鹿ぁ」


俺は文句を言いながらも頼に逆らえないのはわかっているのでしぶしぶそれを身につけて更衣室を出た。



　

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