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あの後、報告をしてアイと頼が帰ってきてオリエンテーションのスタート場所に向かったんだけど・・・狼が先程の俺がおもしろかったのか、俺にベッタリなのだ。
「狼、離れてよぉ」
「おまえ寂しいんだろ?」
「別にそんなこと言ってないじゃんー」
こんなことなった張本人、楠木くんは俺と狼を見てクスクスと笑っている。
俺たちは気づかなかった。そんな俺をものすごい形相で睨んでいる奴がいたことに。
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