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「マジでなんなのアイツ。キモいし、マリモのくせにうるさすぎるんだけど」
「・・・・・・」
「聞いてんの!?だいたい、伊織が僕のこと置いて逃げるから・・・」
あの後、俺は直ぐにアイ様から呼び出され、今延々とアイ様の愚痴とお説教を聞かされています。
「あー・・・アイ、アイスあるよ?」
「っ、そんなもので釣られるわけないでしょ!」
俺が最終兵器のアイスを取り出すと、アイはそんなことを言いながらも嬉しそうにアイスを食べ始めた。
「そういえば、伊織」
「ん?」
「会長とは上手くいってるの?」
「うーん、ぼちぼちかなぁ」
アイは俺が会長と付き合っていることを知っている。
まあ、全校生徒が知っていることなんだけど、アイには俺がいろいろ話してるからね。
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