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「めぐみ、帰るよ」
「あ、庵兄・・・って、銀先輩!」
副会長を放置して、談笑していると庵兄が俺に声をかけてきた。そして、庵兄の横には袴姿の銀先輩がいた。
「おう、久しぶりだな」
「銀先輩、袴カッコいいね」
「おまえもスーツも可愛いな」
俺は場所も場所だから、銀先輩に抱きつくのはやめておいた。
「銀先輩、今日は庵兄たちとオール?」
「ん、まあな。めぐも来るか?」
「いや、大丈夫。俺、今日は充たちと帰る」
「ん、そうか」
俺がそう言うと、銀先輩は俺の頭を撫でて庵兄たちとホテルの部屋に戻っていった。
俺たちも銀先輩たちが行ってから、みんなで学校に戻った。
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