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「あ、充・・・と、めぐみ?」

「めぐ・・・!」


すると、いきなり声をかけられてその方向を見ると、スーツをキチッと着こなした夕陽と静、そして朝陽がいた。


「え、花なのっ!?」


夕陽と静が親睦会のときの俺を見ているが、朝陽は見ていなかったのですっぴんの俺を見て驚いた顔をしていた。


「夕陽たちも来てたんだ」

「僕たちだけじゃなく会長も副会長も来てるよ」

「そうなんだ。今までまったく気づかなかった」


いつも、早く帰りたくて壁際に立っているか庵兄のところにいているから会長たちだけでなく夕陽たちさえ来ていることに気づかなかった。


「・・・僕、花はすっぴんの方がいいと思うなっ」

「そう?ありがとう」


朝陽はそう言うとマジマジと俺の顔を見ていて、正直鬱陶しい。

助けを求めようと夕陽の方を見ると、夕陽も俺をマジマジと見ていた。


「・・・夕陽、なに?」

「なんかその格好で僕よりちっさいと違和感あるね」

「そう?」

「態度がでかいから余計にね」


ちっさいっていうけど、そんなに変わらないからね?夕陽たちは173くらいで、俺が168ってだけだし。5センチしか変わらないからね。



 


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