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「め、ぐ・・・!」


かき氷を片手に会長とみんなのところに戻ると、静がおれに抱きついてきた、


「静?どうしたの?」

「めぐ・・・なんで、会長、?」

「あー、会長がかき氷買ってくれたんだよ」

「・・・・・・、」


俺がそう言うと静はなぜか会長を睨んでいた。そして、会長もなぜか静のことを睨んでいる。


「・・・夕陽ー、なんなのあの二人」

「めぐみって変なところ抜けてるよね」


俺が静の腕の中から抜け出してそう言うと、夕陽は呆れた顔でそう言った。


「どういうこと、」

「無自覚は恐ろしいってことだよ」


 


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