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「めーぐーみー!!!」


パラソルを立てて座っていると、海から黒マリモが大声で俺の名前を呼んだ。

あはは・・・恥ずかしいったらありゃしやいよね


「めぐ、呼んでるぞ」

「嫌だ、目立つ。俺荷物見てるから三人とも行ってきなよ」

「この格好のめぐみを置いて行くのも危ない気がするんだけど」

「荷物も大したもん持ってきてねぇし、めぐも行くぞ」

「めぐ、行こ・・・」

「はぁ、しょうがないな」


充と静に引っ張られ、俺はしぶしぶ立ち上がって黒マリモたちのところに向かった。



 


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