「海だーっ!!!!」


はい。ということで海にやって来ました。
残念ながらプライベートビーチとかじゃないんだよね、普通に一般の海なんですよ。


「大和、走ると危ないですよ」

「先に行かないでよっ!僕も一緒に行くー!」

「大和、俺を置いて行くんじゃねぇ」


泊まる予定の別荘に行く途中、見つけた海に黒マリモは荷物をその場に捨てて走っていった。
え?誰の別荘かって?なぜか俺のなんだよね。他の奴等、国内に別荘持ってないとかいやがるから


「うえっ、・・・元気だなぁ、」

「だから薬飲めって言ったろ」

「めぐみって本当に乗り物に弱いね」

「めぐ・・・、水、」


俺はもちろん乗ってきた車のせいで酔ってしまっているのであった。


「・・・ありがと、静」


静はあの日から黒マリモといるのをやめ、前と同じようにずっと俺にひっついている。



 


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