21




「あ、めぐみ!!」


大広間に戻ると、何事もなかったかのように黒マリモが俺に話しかけてきた。


「あ、さっきはごめんね?カッとなっちゃって」


俺はさきほど夕陽に言われたとおり、とりあえず謝っておくことにした。
夕陽いわく、こういうタイプは自分が悪いとは絶対に認めないからどういってもめんどくさいだけらしい。


「いいぞ!!俺もちょっとムキになりすぎたしな!!」


すると、ほんとうに夕陽の言う通り、謝ると少し上からだが丸く収まった。

夕陽すげぇ、何様?エスパー?


そんなこんなで昼食は無事に終わり、あとはまた昨日と同じように自由時間となり、俺は夕飯まで充たちの部屋で爆睡していた。



 


[ 49/271 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]

戻る



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -