12





それから俺たちはどんどんポイントを見つけ、問題をクリアしては一人ずつコスプレをしていき、着々とスタンプを集めていた。

黒マリモの次にコスプレしたのは会長で海賊の船長らしき格好、その次に一匹狼くんが警察官のコスプレで、充が新撰組の格好。
そして、後に残っているのが俺と山田というわけだ。


「よし、正解だ」


五つ目の問題をクリアし、先生から紙袋を受け取ると、中にはくまの着ぐるみが入っていた。


「えーと、」

「これは僕が着てもいいですかああああ!!!?」

「あ、うん」


と、まあこんなかんじで、これを着ることになったのは山田。で、最後に残ったのが俺というわけだ。


最後のポイントは結構あっさり見つかり、問題もすんなり解決し、俺は先生から最後の紙袋を受け取った。



 


[ 40/271 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]

戻る



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -