「よし!!行こうぜ!!」


風紀委員長のスタートの合図で俺たちはみんなで歩き出した。
先頭をきって走って行ったのは、もちろん黒マリモで、なぜか俺の手を引いていた。


「ちょっ、離してよ!」

「早く行かねぇと負けるだろ!!」

「俺を引っ張る意味がわかんなーい」


そんな黒マリモのおかげなのか、すぐに第一ポイントを見つけた。


「めぐみ!!あったぞ!!」

「うん。見たらわかるよ」


黒マリモの足が早かったのか、少し遅れて充と他の三人はやって来て、俺たちは掲示板に書かれていた文章を読んだ。



 


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