そして、部屋割りは・・・


「めぐみ、一緒にトランプしような!!」

「よりによってこいつかよ・・・」

「・・・はぁあ、」


俺はどこで間違えたのか、黒マリモと会長と同じ部屋になった。


「めぐ、どんまい」

「代わってよ、充」

「無理。諦めろ」


俺は充に引っ張られるようにホテルに行き、しぶしぶ充と離れて会長と黒マリモがいる魔の巣窟に向かった。



「めぐみ!!ホテルの周りなら行っていいんだって!!一緒に行こうぜ!!」

「えー、」

「てめぇ、大和が誘ってんのに断るのか」

「会長うざいです。・・・わかった。じゃあ、着替えるから待ってて」


ここに来るまでは制服だったから疲れた。

俺は持ってきた荷物を漁り、その場で制服を脱ぎ始めた。


「なっ、めぐみ!!こんなところで脱ぐなよ!!」

「は?別にいいじゃん。男同士だし。俺、こんなんだけど男だからね?」


俺が制服を脱ぐと黒マリモは顔を真っ赤にさせて俺の手を止めてきた。
が、俺は鬱陶しくなり、黒マリモの手を払って服を脱いで適当に私服に着替えた。



 


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