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「じゃ、まためぐ」

「うん。今度は連絡してから来てよ」

「んー、」


翌朝、先輩は一緒に食堂で朝ごはんを食べ、俺が学校に行くのと一緒に帰っていった。


「めぐ、教室行くのか?」

「いや、このまま生徒会室行ってくる」

「じゃ、また昼休みな」


校舎の入り口で充と別れ、俺は夕陽と一緒に生徒会室に向かった。


「めぐみ様っ!」


夕陽と廊下を歩いていると、俺の親衛隊の子が顔を真っ赤にして俺に近寄ってきた。


「ん?どうした?」

「これっ、めぐみ様にお似合いになると思いまして!!」

「・・・わあ!!かわいいー、いいの?」


親衛隊の子から渡された袋を開けると、中にはデニム生地で作られたリボンのバレッタが入っていた。


「はいっ!!めぐみ様につけていただきたくて!!」

「・・・どう?似合う?」


俺はそれをその場で着けた。
すると、親衛隊の子はさらに顔を真っ赤にしてその場から去っていった。


「あ、お礼言えてない」



 


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