「いらっしゃませ」


あれから二年が経ち、高校を卒業した俺はみんなと同じように大学には行かずに店を開いた。

小さなお店で昼は喫茶店で夜はbarになっている。店の名前は『flower』


「めぐちゃぁぁあんっ!」

「・・・また来たの、ひぃ」


来る客といえば柊をはじめとして、高校時代の知り合いがほとんど。そして、・・・


「めぐみさん、ちわっす!」

「また柊さん来てんじゃん」

「また彼氏と喧嘩でもしたんすか?」


なぜか地元の不良どもの溜まり場にもなっている。なんでも居心地がいいのだとか。



 


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