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というわけで、婚約パーティーとやらに出席するために俺は家に帰って来たわけなんですけど・・・


「・・・何ですか、これは」

「お前は目を離すとすぐ逃げるからな。少しは親孝行でもしたらどうだ」

「はぁ、」


家に帰るとすぐ、俺はSPらしき人たちに捕まり両手を拘束されてしまった。それも実の父にだ。


「パーティーは明日だ。それまで部屋で大人しくしていろ」


親父はそう言うと、俺の拘束は解かずに俺の部屋から出ていった。

みーくんがどうにかしてくれるとわかっているからか俺の気持ちは幾分楽で、親父のことを怖いと思わず平常心でいられた。



 


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