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「めぐみ」
「ん、・・・なに、?」
あれから俺はみーくんに連れられてみーくんの家に帰って来た。もちろん、蘭さんも一緒にだ。
それからは普通にご飯を食べて、お風呂にも入り、今はみーくんの部屋のベッドの上。
俺はみーくんに抱きしめられたまま寝転がっている。
「今週の土曜日、お前の婚約パーティーをするらしい」
「へぇ」
「行ってこいよ」
「・・・は?」
みーくんの言葉を聞いた俺は、別に行く必要ないと思っていたが、次いででた言葉を聞き目を丸めた。
「何言ってんの?」
「大丈夫だから。俺を信じろ」
「・・・わかった」
どうやらみーくんに考えがあるらしく、俺は嫌々ながらも頷いた。
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