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「めぐも先輩もいい加減にして。あんたらただでさえ目立つんだから」
すると、充に引き離され、俺はしぶしぶ先輩から離れて椅子に座った。先輩は俺の隣に座っている。
「生徒会室に行ったら、東宮たちと変なオタクしかいねぇから焦ったぜ」
「先輩、黒マリモに会ったの?」
「ああ。何か言ってたけど、俺めぐしか眼中にねぇからな」
先輩は爽やかなかっこいい笑顔でそう言うと、俺の頭を撫でた。
「・・・めぐみが佐伯会長と仲いいのは知ってたけど、これほどとは」
「ん?松浪弟か」
「佐伯会長とめぐみは付き合ってるんですか?」
夕陽は信じられないような顔で俺と先輩を見ていて、何を思ったのかそんなことを聞いてきた。
「そう見える?」
「うん」
「まあ、付き合ってはないけどね」
夕陽は俺がそう言うと、聞いてきたくせに興味なさそうにご飯を食べていた。
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