翌日、俺はきっちりとしたスーツを着込み親父に連れられて料亭にやって来ていた。


「めぐみ、わかってるだろうな。変なことはするなよ」

「・・・わかってます」


料亭の部屋に案内されて廊下を歩いていると、俺の一歩前を歩いている親父にそう言われた。


「こちらになります」


女将さんに促されて店の中に入るとまだ相手側はきていないらしく、俺と親父は先に中に入った。


ちなみに、庵兄たちも来たがってたけど親父に止められて来れなかった。
俺の予想ではきっとどこかにいてるんだろうけどね。


 


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