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「あ、めーぐ」


俺と充、プラス夕陽という注目を浴びるメンバーでご飯を食べていると、いきなり大きな声で名前を呼ばれた。

声の方を見ると、名前の通り銀色の髪をかっこよくセットしているイケメンな男の人がいた。


「めぐみ、あれって・・・」


夕陽がそんなことを言っている隣で充は呆れ顔。
俺は夕陽のその言葉を最後まで聞くことなく、その人の元へ走り出していた。


「銀先輩っ!」

「ん、久しぶり。また可愛くなったんじゃねぇの?」

「銀先輩こそ大学行ってかっこよくなってるよ」


俺が走って飛び付くと、その人は俺を軽々と受け止めてくれて、いつものように挨拶のキスを交わしながらそんなことを話していた。


この人は今の会長の前の会長で、佐伯 銀先輩。イケメンで優しくかっこいい俺の大好きな先輩だ。


充は俺と先輩のこんな感じなやりとりを見慣れているが、他の生徒たちは見慣れていないのでポカンとしている。



 


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