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「先輩っ・・・!」

「・・・今はダメですっ・・・!」

「うるせぇよ!そこ退けや!」


バァァァアンッ!!!


すると、いきなり外が騒がしくなり何事かと二人で玄関の方を見ていると、いきなり扉がいきおいよく開いた。


「・・・ちょ、銀先輩!?」


現れた人物・・・銀先輩はつかつかと中に入ってくると、真っ直ぐにみーくんの方向に足を進め、みーくんに向かって拳を振り下ろした。


「っ、みーくん、!」


みーくんならある程度の受け身くらいとれるはずなのに、みーくんは抵抗する素振りを見せずにおとなしく銀先輩に殴られていた。


「先輩、やめてよ!」

「うるせぇ、めぐみは黙ってろ!」


俺が止めるように叫んでも銀先輩は止めてくれる様子もなく、みーくんの胸ぐらを掴んだ。


「先輩っ!!」

「めぐ、ちょっと離れとけ」

「っ、充、止めてよ!」


すると、銀先輩の後ろから中に入ってきた充が後ろから俺を止めた。そのあとから瑞希ちゃんたちも入ってきて俺が落ち着くようにと宥めようとしていた。



 


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