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「・・・幼馴染み?」


やはり納得のいっていないみーくんは複雑そうな顔をしていて、俺は思わず苦笑いをした。


「ひぃの親父さんと俺の母さんが親友だったんだよ。で、ひぃの親父さんは何かと俺のこと気にかけてくれてたから」


あまり詳しく説明する気がない俺は簡潔にそう述べ、「この話はもう終わりねー」と強制的に終わらせた。
みーくんは不服そうだったけどね


「さて、俺をみーくんと二人にしてくれるかな?話したいんだけど」

「・・・わかりました。だけど、部屋の外にいますから何かあれば呼んでくださいよ」

「ん、わかってるよ。ありがとう、瑞希ちゃん」


俺の言葉を聞いて瑞希ちゃんはみーくんを一瞬睨むとみんなを連れて部屋から出ていってくれた。


 


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