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「・・・みーくん、・・・爽川は、?」


しばらくして落ち着いたのか、顔を上げためぐみは俺の顔を見てそう聞いてきた。
俺は爽川という人物がわからず首をかしげた。


「ここだぞ」

「っ、あ、鷹野!」


すると、いきなり第三者の声が聞こえその方向を見ると、ここに一緒にやって来た鷹野がめぐみを襲っていた男を捕まえていた。


「だから気を付けろって言っただろ」

「だって、黒神のことかと思ってたんだもん」


鷹野にそう咎められるとめぐみはまるで幼い子供のようにシュンとした様子でそう呟いた。


「めぐみ!!」
「めぐみ様!!」


すると、いきなりバタバタと片岡とめぐみの親衛隊隊長が青ざめた様子で部屋に入ってきた。



 


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