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「な、にしに来たんだよ」

「何って花くんに会いに来たんだよ」


俺が睨み付けるのも利いていないようで、爽川は爽やかに微笑むと無理矢理俺の部屋の中へ入ってきた。


「何入ってきてんだよ」

「ああ、やっぱりその格好そそるね」

「は?・・・っ、!?」


俺の質問に返事をせず、爽川は俺の全身を舐め回すように見ると、俺の腕を掴んで部屋の奥に入っていった。


「な、にしてんだよ!離せ!」

「もう我慢の限界だよ花くん。やっと生徒会に入れたのに君の周りには片岡や藤岡、浪川がいて君に近づけないしさ」

「は?ちょっ、離せっつってんだろ!」


爽川は意味のわからないことを言うと俺をソファーに押し倒した。




 


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テーマ「人外ファンタジー」
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