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お昼が終わると充は見回りに行ってしまい、他のみんなも自分たちの団のところに戻ってしまった。


「めぐちゃーん!」

「青居、めぐみから離れなよ」

「それは夕陽様の命令でも無理〜!」


そして、俺のところに残っているのは夕陽と柊だ。
つか、柊って一応夕陽の親衛隊隊長のはずなんだけどなー・・・なんで俺に引っ付いてんの。


「ひぃも夕陽も自分の競技ないの?」

「うん。僕、午前で全部終わったから」

「俺もー」


あ、そう。てことはずっとここにいるわけね。夕陽はいいんだけど、柊は邪魔。


「てか、ひぃ何してんの?」

「んー?めぐちゃんの髪を可愛くしてあげようと思ってー!」


柊はどこから取り出したのか櫛やらピンやらで俺の短くなった髪を弄りはじめた。
出来上がり、またもや柊がどこからか取り出した鏡で自分を見ると、右側の髪が綺麗に編み込まれていた。



 


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