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俺に張り付いて喚いている進を瑞希ちゃんが引き剥がしてくれて、俺はゆっくりお昼を食べることができた。


「夕陽」

「ん?どうしたの充」


すると、めずらしく充が夕陽に話しかけていた。夕陽も不思議そうに充のことを見ていた。


「俺、昼から見回りしなくちゃいけねぇからめぐのこと頼むな」

「ああ、うんいいよ。僕どうせ暇だし」

「別に大丈夫なんだけどー?俺は子どもか」


俺がそう言うと、充と夕陽が一斉に俺のことをキッと睨んできた。


「なにさー」

「めぐみ馬鹿なの?」

「一人にして、また勝手に髪の毛切ったりしたらかなわねぇからな」

「うっ・・・」


こいつら、まだ根に持ってるのかよ・・・しつこいな。ていうか、これ以上髪の毛切ってたまるかっていうの。


「青、僕用があるからめぐみ様のこと頼むよ」

「りょうかーい!」


充と夕陽に呆れていると、後ろでは瑞希ちゃんも柊に同じようなことを言っていた。

うわ、俺の周り過保護ばっかりだわ


 


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