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「めぐちゃんも借り人競走でるのー?」
瑞希ちゃんに連れられて集合場所に行くと、柊もいた。
「ひぃも出るんだ?」
「うん!めぐちゃんと一緒だなんて嬉しいなー・・・それより、後ろにいるのは誰ー?」
「え?・・・あ、鷹野」
柊の言葉に振り向くと、そこには先程まで一緒にいた鷹野がいた。
「ついて来てたんだ?」
「悪ィかよ」
「そっかぁ。寂しかったんだねー」
俺はニヤニヤと笑いながら、鷹野の俺よりだいぶ上にある頭を撫でてやった。
「めぐみ様。鷹野様とお知り合いでしたか?」
「あー、警戒しなくていいよ。いい奴だからね」
「・・・めぐみ様がそう言うなら僕は信じますけど」
瑞希ちゃんはそう言いながらもしっかりと鷹野のことを睨んでいた。
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