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充に言われ、瑞希ちゃんと爽川以外はしぶしぶといった感じで自分達の団のテントに帰って行った。
「瑞希ちゃんは何に出るんだっけ?」
ちなみに、瑞希ちゃんはまだ俺に怒っているらしい。ときどきだけどすっごい冷たいんだよね、目線が。
「僕は玉入れと徒競走ですよ。めぐみ様は?」
「あー・・・うん、えっとー・・・借り人競走と、障害物競走・・・」
やだー、そんな馬鹿を見るような目で見ないでよ。仕方ないじゃないか、しばらく教室に行ってない間に決められたんだから。
『徒競走に出場する生徒は入場門前に集まってください』
「・・・では、行ってきますね。片岡様もいらっしゃいませんから気を付けてくださいよ」
「わかってるよー」
瑞希ちゃんは最後まで心配そうに俺を見ながら、集合場所に向かった。
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