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ドキドキしながら夕陽と二人で仕事をしていると、騒がしい声が生徒会室に近づいてきて、黒マリモと他の役員が入ってきた。



「あ、花!!おまえ生徒会だったのか!!」


黒マリモは俺を見た瞬間、嬉しそうにそう言った。


「ここって、部外者立ち入り禁止でしょ?」

「俺が連れてきたんだ、文句あるか」


俺が眉をしかめてそう言うと、会長が俺を睨んでそう言った。


「会長ってルールも守れないんですか?うわあ、こんな人が会長だなんて最悪ですね」

「・・・花、黙れ。ぶん殴るぞ」

「うわ、口で勝てないから暴力ですか?さいっていですね。まあ、さすがに可愛いこの顔を殴られるのは嫌なんでお茶でも淹れてきます」


俺は笑顔でそう言い、奥の給湯室に向かった。後ろでは会長が舌打ちしているのが聞こえて、給湯室でほくそ笑んだ。


「花、手伝う」

「あ、夕陽、ありがとう。てか、めぐみでいいよ?」

「んじゃ、めぐみ」

「うん」


なんか、夕陽と仲良くなれそうな予感を感じながら全員分・・・不本意ながら黒マリモの分もお茶を淹れた。



 


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