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「めぐ、・・・水、鉄砲、」
「水鉄砲?」
いきなりそう呟いた静の言葉に俺は首を傾げた。
「もしかして、サバイバルゲームのこと?」
「そ、それ・・・」
どうやら夕陽には静の言葉がわかったらしく、夕陽がそう言うと静はコクンと頷いた。
「サバイバルゲーム?」
「なにそれ!おもしろそう!」
「いい考えじゃないかな?水に絵の具を混ぜて色つきの水を使ってさ。それに体育祭自体をチーム戦にすればいいんだよ。どうかな?」
すると、今まで黙って聞いていた爽川がそう提案してきた。
うーん・・・確かにいい考えかも。それなら大してめんどくさそうな準備もなさそうだしね
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