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「これ、いつから届いてるんや?」
全員が落ち着きリビングのソファーに座ると、机の上に山積みになっているたくさんの黒い封筒を見て相楽先輩がそう聞いてきた。
「新しい生徒会が活動しはじめてから・・・だったと思います」
「この様子やと恨みとかじゃなくて完璧に花ちゃんに対する好意やなぁ」
「この階に来て手紙をめぐみの部屋に入れることくらい誰にでもできるしね」
「手がかりなし、か」
一応、役持ちの生徒は一般の生徒たちと部屋のある階が違うが特に決まりはなく誰でも役持ちの階に来ることができる。
ただ、親衛隊が怖いからか役持ちの階に上がらないことが生徒たちの暗黙の了解になっているらしい。
「・・・とりあえず、この部屋にも隠しカメラあるやろうし探させよか」
相楽先輩はそう言うとどこかに電話をかけた。
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