6
食堂に向かうと夕陽と静、アヤちゃんが待っていた。
朝陽は元副会長やみーくん、黒神と一緒に食べていて、爽川はどこに行ったかわからない。
「あのさ、めぐみ」
「んー、なにー」
「最近、会長とうまくやってるの?」
「え?あー、うん。まあまあね」
きっと夕陽は俺とみーくんがあまり最近一緒にいないことやみーくんが黒神といることを見て、不自然に思っているのだろう。
「花ちゃん」
「あー、相楽先輩。充も一緒?珍しいね」
声のした方を見ると、元風紀委員長の相楽先輩と充がいた。
「なんやぁ、花ちゃん元気ないみたいやなぁ」
「別にそんなことないですよ」
「ほんまかぁ?」
相楽先輩は困ったように笑うと、グシャグシャと俺の頭を撫でた。
ううむ、ちょっとキュンとしてしまったじゃないか・・・やめてくれよう
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