「あ、みーくん・・・っ、!」


そして、最近おかしなことがある。
みーくんの様子だ。


「・・・また、?」


俺の目の前には黒神と並んで歩いているみーくんの姿だった。

俺と付き合うようになってからみーくんは黒神のことを遠ざけていたはずだった。


「っ、・・・会長」

「・・・ああ、花か。というか、今の会長はオマエだろう」

「っ、あー、そうでしたねー。忘れてましたー」


みーくんは俺のことをめぐみと呼ばずに花と呼んだ。そのことに俺は胸が痛んだ。


「めぐみ何でこんなところにいるんだよ!!仕事しろよ!!」

「してるよー?今は見回り中なんだよー」

「そうなのか!!頑張れよ!!」


黒神はそう言うと、嬉しそうに会長に腕を絡めて俺の前から歩いていった。



 


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