そんなこんなで新生徒会が結成しました。
まず、会長が俺で副会長が夕陽、静はそのまま会計で朝陽もそのまま書記だ。
そして、爽川が静とおなじく会計につき、もう一人の書記には一年生の草野 綾瀬(くさの あやせ)がついた。


「花会長」

「んー?ていうか、めぐみでいいよ?なんか会長って言われるの慣れないしー」

「え、じゃ、じゃあめぐみ先輩、?」

「ふはっ、かわいー!夕陽聞いてた?先輩って言われるの新鮮だなー!」


唯一年下の綾瀬ことアヤちゃんはまだ場に馴染めてないらしく、とても緊張しているようだった。
その初々しさが可愛いんだけどね。


「めぐみうるさいよ。暇なら見回りでもしてきなよ」

「えー、めんどくさい」

「めーぐーみー?」

「あ、はい」


夕陽に睨まれ、俺は逃げるように生徒会室を出た。
なんか、副会長になってから夕陽ったら怖さ倍増してるんだけど。なに?副会長マジック?



 


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