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そんなこんなで無事、文化祭は終わりを告げ、生徒はみんな講堂に集まっていた。
これから後夜祭が始まるのだ。


「・・・めぐ、」

「ん?どうした、静」

「・・・めぐ・・・かわい、」

「ふっ、あたりまえだろ」


そういえば、文化祭の間は静に会ってなかったな。などと思いながら俺は抱きついている静の頭を撫でた。


「それにしても、次の会長は誰だろうね」


すると、いつのまにか横にいた夕陽が腕を組んでそう言った。

そう。これから、次期生徒会役員を決める選挙という名の人気投票の結果発表がはじまるのだ。

俺と静、夕陽と朝陽は2年だが、会長であるみーくんと副会長は3年生だから引退しなくてはいけないのだ。


 


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