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「めぐみ!」


それから、充たちと食堂に行くと、会長が俺たちのことを待ち伏せしていた。


「・・・どうしたんですか、会長?もしかして俺と晩飯食いたいんですか?」

「っ、おまえ、!」


俺がとても素敵な笑顔でそう言うと、会長はさっきと同じ驚いたような顔をしていた。


あー、やっぱり会長のこういう顔ってゾクゾクするよね。みーくんの会長も好きだけど、やっぱり俺様会長の顔を歪めるのが楽しいよね


「めぐみ、なんでそんなに冷たいの?一応彼氏でしょ?」

「いや、なんとなく?俺さ、会長の苦痛に歪んだ顔大好きなんだよね」

「うわ、会長可哀想。せっかくの初々しいはずのムード台無しじゃん」

「かいちょ、ざまあみろ、・・・」


夕陽と充は哀れみの目で会長を見ていて、静は嬉しそうにニヤニヤと会長を見ていた。


 


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