26
***
「・・・ん、?」
目が覚めた俺は自分の状況がわからず、ボーッとベッドの上で座っていた。
「めぐみ、起きたか?」
すると、仮眠室と生徒会室を繋ぐ扉が開き、会長が中に入ってきた。
「・・・会長、?」
「おまえ、さっきのこと覚えてねぇのか?」
「さっき・・・?、っ・・・」
会長・・・いや、みーくんにそう言われて、俺は先程みーくんとシたことを思い出し、赤面した。
「ククク、可愛いなおまえ」
「っ・・・俺、シャワー浴びて来るから、! 」
俺はみーくんから逃げるようにシーツを身に纏って、仮眠室に併設されているシャワー室に向かった。
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