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「みーくん、の馬鹿・・・ずっと、待ってたのに、」


あれから、落ち着いた俺は、なぜかみーくんの膝の上に座らされていた。

俺が口を尖らせてそう言うと、みーくんは楽しそうに笑いながら俺の頭を撫でた。


「めぇのこと女だと思ってたからな。まさか、お前だと思わなかったんだ」

「俺はみーくんからもらったコサージュに似合うように頑張ってたのに・・・」

「だから悪かった。許しくれ」


みーくんはそう言うと、俺の頬にキスをして微笑んだ。

・・・くそう、会長のときとキャラが違いすぎて調子狂う、


俺は恥ずかしくなり、みーくんの胸板に顔を埋めて隠した。


「めぇ、ちょっといいか?」


すると、急に真剣なトーンでみーくんが俺にそう言ってきたので、俺は顔をあげて頷いた。


「・・・めぐみ、好きだ。俺と付き合ってくれ」


みーくんは俺の顔をまっすぐ見てそう言うと、俺の唇に軽く触れるだけのキスをした。

もちろん、俺の顔は真っ赤だ。



 


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