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だが、どこを探しても大和は見つからず、俺は雅に電話をかけた。


『はい、』

「雅か。大和と一緒か?」

『大和ならゴミを捨てに行くとどこかに行きましたよ』


俺は雅からそう聞いた瞬間、無意識に携帯を閉じて走り出した。


「おい、黒神大和を見てねぇか!?」

「か、会長様っ・・・!?」
「黒神くん、なら・・・焼却炉の方にっ・・・」


俺はそこら辺にいた生徒を何人か捕まえてそう聞き、急いで焼却炉に向かった。



 


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