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それから、文化祭が始まり、俺たちのクラスは大繁盛。
「なあ、あの子可愛くね?」
「つか、ほんとに男かよ?」
「女にしか見えねぇんだけど」
一般公開もしているから、俺のことを知らない野郎どもが邪な目で俺を見ていてウザイったらありゃしない。
「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
「君、マジで男なの?脚とか超きれいじゃん」
接客に行くとスカートから出ている脚を触られるなんて、今日何回あっただろうか。
「お客様、当店はそういった行為は禁止されておりますので」
「ちっ・・・なんだよつまんねぇの」
こういうとき、必ず充が間に入って助けてくれる。
「めぐ、大丈夫か?」
「まじうざい、キモい。男の脚触って何が楽しいわけ?イライラする・・・」
充が心配そうに聞いてくるが、もちろん俺のイライラはマックスだ。
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