「こんにちはー・・・て、会長だけ?」


服を着替えて生徒会室に行くと、夕陽と静はまだ来てなくて会長だけがいた。


「・・・ああ、花か」

「会長、コーヒー淹れましょうか?」

「ああ、頼む」


俺は席に鞄を置き、給湯室でコーヒーと自分の分のコーヒー牛乳を用意した。


「花、」

「なんですか?」


会長の机にコーヒーを置くと、会長はジッと俺の方を見て俺の名前を呼んだ。


「明日、文化祭が終わったら話がある」

「・・・わかりました」


会長にそう言われ、少し顔がにやけてしまったのは内緒だ。


 


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