「ん、ぁあっ・・・イッ、ぁあぁあっ!」


「律、愛してるっ、」




***



「律、もうすぐ夏休みだな。どっか行こうな」


「ん、」


あの日から俺は一度も和葉ちゃんと会っておらず、ずっとマリモくんと一緒にいた。


そして、毎日のように犯されて寝るのもマリモくんの部屋で寝るようになり、俺は少しずつしゃべらなくなっていた。



「そうだ、律。今日は叔父さんのところへ行こうぜ!律のこと紹介してぇし!」


「うん、」


最近は何をするにもマリモくんと一緒で、お風呂もなぜか一緒に入らないと怒るし、マリモくんはつねに俺に引っ付いていた。



今もしゃべりながら、マリモくんが俺の服を着替えさせていた。


「よし、行くぞ律!今日はなに食いたい!?俺の分けてやるからな!」


マリモくんはそう言うと、俺の手を引いて部屋を出た。


あの日から俺は脱け殻のようになっていて、食欲も前よりなくなっていた。



 


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