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「あ!律、起きたのか!?」


プライベートルームから出ると、待ち構えていたかのようにマリモくんが立っていた。



「っ・・・、おはよお、」


「体大丈夫か?昨日は楽しかったな!今日もヤろうな!」


「え、・・・あ、あのっ・・・このこと、誰にも言わないで」


俺がそう言うと、マリモくんはキョトンとした顔をしていた。


「ああ、照れてるのか!?わかった、言わないでやるよ!!でも、俺といろよ!!」


「う、うん・・・」


俺が返事すると、マリモくんは嬉しそうに微笑み俺の肩に腕を回したまま歩きだした。




 


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