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「んぁあっ・・・は、ぁんっ・・・」
俺が痛い、と言わなくなったのをいいことにマリモくんはどんどん指を増やしていった。
「ん、・・・も、やぁっ・・・」
「律、愛斗って呼べ」
「ふあっ・・・ん、ぅ・・・ぁ、あい、とぉ、?・・・ぃっ、やぁぁああっ!!?」
「っく、・・・律、力抜け」
わけもわからず、マリモくんに言われたまま名前を呼ぶと、マリモくんは自身を後孔に宛がって一気に突いた。
「ぁ、っ・・・はっ、んぅ・・・」
「動くぞ、律」
「ぃあっ・・・んぁっ・・・」
後ろから容赦なく突いてくるマリモくんに与えられる快感と痛みに耐えるようにギュウッとシーツを握っていると、マリモくんは後ろから俺の手を覆うように握ってきた。
「ぃ、あっ・・・んん、あっ・・・あっ・・・」
「律っ、名前呼べっ!」
「あぁんっ・・・あ、いとっ・・・愛斗っ・・・」
「やべっ・・・!」
「ぃ、イクッ・・・イッ・・・ぁぁああっ!!」
「っくぅ・・・」
名前を呼ぶと、中に入っているマリモくんのモノが大きくなり、俺は二度目の精を吐き出した。
俺が達した締め付けで、マリモくんも俺の中に精を吐き出した。
「あっつ・・・い・・・はっ、あ・・・」
乱れた息を整えようと、肩で息をしながら、俺はそのまま眠りに就いた。
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